アカウント乗っ取り対策の完全ガイド!不正アクセスから守る方法

「自分は大丈夫」と考えていても、アカウント乗っ取りの脅威は誰にでも忍びよります。

LINEやX (旧Twitter) などのSNSアカウント、オンラインバンキングや証券口座、ショッピングサイトのアカウントが第三者に不正利用される事態を想像してみてください。

金銭的な被害だけでなく、個人情報の流出や人間関係への悪影響も懸念されます。

この記事では、アカウント乗っ取りがなぜ発生するのか、どのような手口で実行されるのか、そしてあなたの大切なアカウント情報をどのように保護すればよいのかを、くわしく解説します。

セキュリティの基本から具体的な対策までを理解し、安全なデジタル環境を構築しましょう。

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目次

アカウント乗っ取りの発生メカニズム

まず、アカウント乗っ取りの基本的なメカニズムを理解することが対策の第一歩です。

「アカウント乗っ取り」とは?

あなたのデジタルIDが第三者に不正操作される状態

アカウント乗っ取りとは、悪意のある第三者(クラッカーなど)が、不正な手段を用いて個人のIDやパスワードといった認証情報を窃取。本人になりすましてアカウントに不正ログインし、そのアカウントを支配下に置く行為を指します。

これにより、アカウント内の情報が盗まれたり、不正な活動に利用されたりします。

不正アクセスはどのように実行されるのか

攻撃者は、フィッシング詐欺によって偽のログインページへ誘導し認証情報を詐取する、他のサービスから漏洩したパスワードリストを用いて不正ログインを試みる(パスワードリスト攻撃)、マルウェア(悪意のあるソフトウェア)を介して情報を窃取するなど、さまざまな手法を用います。

なぜ「自分のアカウント」が標的にされるのか

攻撃者のさまざまな動機 – 金銭・情報・悪意

「自分には盗まれるほどの価値ある情報はない」という考えは危険です。

攻撃者にとっては、あらゆるアカウントが潜在的な標的となり得ます。

  • 金銭的利益
    最も一般的な動機です。オンラインバンキングからの不正送金、クレジットカードの不正利用、オンラインゲームのアイテムやポイントの詐取・転売などが該当します。
  • 個人情報の窃取と悪用
    氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を収集し、不正な目的で利用したり、ダークウェブなどで売買したりします。
  • なりすましによる詐欺・名誉毀損
    本人になりすまして知人や友人に金銭を要求するメッセージを送信したり、SNS上で虚偽の情報を拡散したり、誹謗中傷をおこなったりします。
  • さらなるサイバー攻撃の踏み台
    乗っ取ったアカウントを悪用し、スパムメールの大量送信や、他のシステムへの攻撃の起点として利用します。
  • 愉快犯的な動機や嫌がらせ
    特定の個人や組織に対する悪意から、または単なる自己顕示欲を満たすためにおこなわれるケースも存在します。

「自分は大丈夫」という認識がセキュリティ上の脆弱性を生む

「セキュリティ対策は複雑で面倒だ」といった認識や、危機感の欠如が、攻撃者にとって格好の的となります。

特に日本人は、世界の中でもデジタルセキュリティ意識が低いとされています。自分の頭で覚えられるような簡単なパスワードを、あらゆるサイトで使い回していることも多い。

はっきりいってサイバー犯罪者の格好の餌食でしかありません。自分は大丈夫というセキュリティ意識の低さが、最大の脆弱性のひとつと言えるでしょう。

特に攻撃対象となりやすいアカウントの種類

攻撃者はどのような種類のアカウントを主な標的とするのでしょうか。

  • SNS (LINE、Instagram、X (旧Twitter)、Facebookなど)
    多くの個人情報や人間関係の情報が含まれており、なりすましによる詐欺や情報操作に悪用されやすい傾向があります。
  • メールアカウント (Gmail、Outlookなど)
    他の多数のオンラインサービスのパスワードリセットや重要通知の受信先となるため、ここが侵害されると他のアカウントも連鎖的に危険にさらされます。
  • オンラインサービス (Amazon、楽天などのECサイト、ネットバンキング)
    クレジットカード情報や銀行口座情報と直接関連付けられているため、直接的な金銭被害に繋がりやすいアカウントです。

    オンラインショッピングでの詐欺被害も依然として多く、「初心者でも安心!ネット通販詐欺の防ぎ方」の記事でくわしく解説しています。
  • プラットフォームアカウント (Apple ID、Googleアカウントなど)
    スマートフォンやPC内のデータ、連携する多数のサービスへのアクセス権を持つため、乗っ取られたときの被害は広範囲かつ甚大になる可能性があります。

アカウント乗っ取りによる具体的な被害事例

アカウントが乗っ取られた場合、実際にどのような被害が発生し得るのでしょうか。

  • 金銭的被害
    • オンラインバンキングからの不正な資金移動
    • 証券口座での不正な取引
    • クレジットカードの不正請求 (身に覚えのない高額商品の購入など)
    • オンラインサービスやポイントプログラムのポイント、ギフト券などの不正利用
  • 個人情報の漏洩と不正利用
    • 氏名、住所、連絡先などの個人情報が流出し、不正な勧誘やさらなる詐欺に利用される
    • プライベートな画像や通信内容が外部に流出・公開される
  • なりすましによる社会的信用の失墜・人間関係の破壊
    • 知人や同僚になりすまして金銭を要求されたり、不適切な情報が送信されたりする
    • SNSアカウントから虚偽の情報や名誉を毀損する内容が発信され、社会的評価が低下する
  • サービス利用の停止、重要データの喪失
    • アカウントへのアクセスが不能になり、サービスが利用できなくなる
    • メール、写真、連絡先、業務データなど、アカウント内に保存された重要なデータが改ざん・消去される
  • 精神的な苦痛
    • 再び被害に遭うのではないかという継続的な不安感
    • 個人情報が漏洩したことによる精神的ストレス

アカウントへの不正アクセスの兆候

不正アクセスによる被害を最小限に食い止めるためには、早期発見が不可欠です。

アカウント乗っ取りの可能性がある兆候しっかりと理解しておきましょう。

すぐに認識可能な変化や警告

以下のような異常に気づいた場合は、アカウント乗っ取りの可能性を疑う必要があります。

  • 身に覚えのないログイン通知やアクティビティ
    • 「普段利用しない地域やデバイスからのログインがありました」といった通知の受信
    • ログイン履歴に、自身の操作とは異なる日時や場所からのアクセス記録の存在
  • 認証情報や登録情報の不正な変更
    • 正しいパスワードを入力してもログインできない
    • 登録済みのメールアドレスや電話番号が、知らない情報に書き換えられている旨の通知
  • 自身の操作に基づかない投稿やメッセージの送信
    • SNSやメールで、自身が作成・送信した覚えのないコンテンツが公開・送信されている
  • 購入履歴や利用明細における不審な取引
    • ECサイトの購入履歴に、注文した記憶のない商品が存在する
    • 有料サービスの利用明細に、契約した覚えのない請求項目がある
  • アカウントへのアクセス不可・ロックアウト
    • 繰り返しログインを試みてもアクセスできない
    • 「不正なアクティビティが検出されたため、アカウントを一時的にロックしました」等のメッセージ表示

主要アカウントにおける具体的な確認ポイント

主なオンラインサービスにおいて、不正アクセスの疑いがある場合に確認すべき点を解説します。

  • LINE:
    • ログイン通知・ログイン中の端末:「設定」→「アカウント」→「ログイン中の端末」を確認し、不審な端末があれば強制的にログアウト。不審なログイン通知の有無も確認。
    • トーク履歴:身に覚えのないメッセージ送信の有無を確認。
  • Instagram
    • ログインアクティビティ:「設定」→「セキュリティ」→「ログインアクティビティ」を確認し、不審な地域やデバイスからのログイン履歴をチェック。
    • メールアドレス・電話番号:プロフィール編集画面で、登録連絡先が不正に変更されていないか確認。
  • X (旧Twitter)
    • ログイン履歴:「設定とプライバシー」→「セキュリティとアカウントアクセス」→「アプリとセッション」→「セッション」で、不審なログインセッションを確認。
    • 連携アプリ:同様に「アプリとセッション」→「連携しているアプリ」で、許可した覚えのないアプリとの連携を解除。
  • Googleアカウント
    • 最近のセキュリティアクティビティ:Googleアカウントのセキュリティページで、「最近のセキュリティ関連のアクティビティ」を検証。
    • セキュリティ診断の実行:同ページにて「セキュリティ診断」を実施し、潜在的な問題を特定。
  • メールアカウント
    • ログイン履歴:各メールプロバイダのヘルプドキュメントを参照し、ログイン履歴を確認。
    • 転送設定・フィルタ設定:不審なメール転送ルールや、特定のメールを自動的に削除・移動するフィルタが設定されていないか検証。これは、迷惑メールの危険性やその対策で解説されているような、悪意のあるメールの隠蔽工作とも関連します。
  • スマートフォン・電話番号
    • キャリアからの不審な通:契約キャリアから、SIMカードの再発行や契約内容の変更に関する身に覚えのない通知がないか確認。
    • SMS認証コードの異常な受信:利用した覚えのないサービスからSMS認証コードが頻繁に送られてくる場合、第三者が不正ログインを試みている可能性。

発見が遅延しやすい不正アクセスとそのリスク

攻撃者は、被害者に検知されにくいように巧妙な手口を用います。

たとえば、少額のポイントを断続的に詐取する、メール転送設定のみを変更して情報を窃取するなど、潜伏型の不正利用ではすぐに発覚しにくいケースがあります。

このように乗っ取りの発見が遅れると、金銭的損失の増大、広範囲な個人情報の漏洩、なりすましによる社会的信用のさらなる失墜など、被害が深刻化するリスクが高まります。

そのため定期的にアカウントを確認することも重要といえます。

アカウント乗っ取りの手口と発生しやすいタイミング

アカウント乗っ取りは具体的にどのような手法でおこなわれるのでしょうか。

代表的な手口と攻撃者の実態について解説します。

高度化・巧妙化する不正アクセスの手口

  • フィッシング詐欺
    実在する企業やサービスを装った偽の電子メールやSMSを送信し、記載されたURLから酷似した偽サイト(フィッシングサイト)へ誘導。そこでID、パスワード、クレジットカード情報などを入力させ、詐取する古典的かつ効果的な手口です。

    オンラインショッピングサイトを模倣した手口は特に多く、「初心者でも安心!ネット通販詐欺の防ぎ方」でその詳細を解説しています。
  • パスワードリスト攻撃
    他のサービスから漏洩した認証情報(IDとパスワードの組み合わせリスト)を利用し、自動化ツールなどを用いてさまざまなウェブサイトで不正ログインを試みる攻撃。

    複数のサービスで同一のパスワードを使い回している場合、この攻撃の標的となりやすくなります。
  • ブルートフォースアタック(総当たり攻撃)
    特定のアカウントIDに対し、考えられるすべてのパスワードの組み合わせを機械的に試行し、認証を突破しようとする攻撃。単純なパスワードや短いパスワードは、比較的に短時間で解読される危険性があります。
  • スパイウェア・マルウェア感染:悪意のあるソフトウェア(スパイウェア、キーロガー、トロイの木馬など)をターゲットのデバイスに感染させ、キーボード入力情報の記録、保存されている認証情報の窃取、リモート操作などをおこなう手口。

    不審なファイルの開封や、信頼性の低いウェブサイトの閲覧が感染経路となることが多いですです。
  • SMS認証・二段階認証の突破手口
    • SIMスワップ詐欺:携帯電話事業者を欺いて不正にSIMカードを再発行させ、ターゲットの電話番号を乗っ取り、SMSで送信される認証コードを傍受する手口
    • フィッシングによる認証コード詐取:SMS認証コードの入力を求める偽のウェブページに誘導し、入力された認証コードを直接詐取する手口
  • ソーシャルエンジニアリング:人間の心理的な隙や行動の誤りを悪用し、言葉巧みにパスワードなどの機密情報を聞き出す手法。電話でシステム管理者やサポート担当者を装い、認証情報を聞き出そうとするケースなどがあります。

アカウント乗っ取りが発生しやすい状況とタイミング

以下のような状況下では、特にアカウント乗っ取りのリスクが高まるため注意が必要です。

  • 大規模な情報漏洩インシデント発生後
    企業や組織から個人情報が漏洩すると、その情報が悪用され、標的型攻撃の対象となる可能性が増加します。
  • 注目度の高いキャンペーンやイベント開催時
    有名企業や人気のイベントを騙ったフィッシング詐欺が多発する傾向にあります。
  • パスワード変更直後の油断
    パスワードを変更したことで一時的に安心し、他のセキュリティ対策を怠ると、新たな脆弱性を突かれる可能性があります。
  • 不審なメールやSMSを受信したとき
    緊急性を強調したり、過度に魅力的な内容でURLのクリックを促したりする通信は、フィッシングの可能性が高いです。

    こうした迷惑メールの手口と対策は、「迷惑メールは開くだけなら大丈夫?知っておくべき注意点と対策」でくわしく解説しています。
  • セキュリティレベルの低い公衆Wi-Fiや共用デバイスの利用時
    提供元が不明な公衆Wi-Fiや、暗号化されていないWi-Fi、不特定多数が利用するインターネットカフェのPCなどで認証情報を入力すると、通信内容を盗聴されたり、キーロガーなどで情報を窃取されたりするリスクがあります。

    特にフリーWi-Fiの危険性については、「知らないと後悔するフリーWi-Fiの危険性とリスク回避の対策」で詳しく解説しています。

アカウント乗っ取りが発覚したときの対処法

万が一、アカウント乗っ取りの被害に遭った、あるいはその疑いが生じた場合は、冷静さを保ちつつ、すばやく的確な対応をとることが被害拡大を防ぐ鍵となります。

被害発覚の直後におこなうべき緊急対応措置

被害を最小限に抑えるため、以下の措置をすみやかに実行してください。

  • パスワードの即時変更(可能な場合)
    乗っ取られた疑いのあるアカウントのパスワードを、直ちに複雑で固有のものに変更します。他のサービスで同一または類似のパスワードを使用している場合は、それらもすべて変更してください。
  • アクティブセッションの強制切断
    アカウント設定からログイン中のデバイスやセッションの一覧を確認し、見覚えのないものがあれば強制的にログアウトさせます。
  • 二段階認証(多要素認証)の再設定および強化
    未設定の場合は速やかに設定し、設定済みの場合でも認証方法の見直しやバックアップコードの再生成などを検討します。
  • 金融機関等への連絡(金銭被害の可能性がある場合)
    クレジットカードの不正利用や銀行口座からの不正送金の疑いがある場合は、直ちにカード会社や銀行に連絡し、カードの利用停止や口座の取引状況確認を依頼します。

各サービス運営事業者への報告とアカウント復旧手続き

次に、乗っ取られたアカウントのサービス運営事業者に報告し、アカウントの復旧手続きを開始します。

各サービス(LINE、Instagram、X、Google等)の公式サイトには、アカウント侵害時のための問い合わせ窓口やヘルプセクションが設けられています。指示に従い、詳細な状況を報告してください。

本人確認のため、登録情報(氏名、生年月日、連絡先など)や被害状況のくわしい説明が求められます。すみやかに問題を解決するためにも正確な情報を伝えるようにしましょう。

警察および専門機関への相談

被害の状況や内容によっては、警察や専門機関への相談も検討が必要です。

被害届の提出を検討すべきケース
  • 金銭的被害(不正送金、不正購入など)が発生した場合
  • なりすましによる名誉毀損や業務妨害などの実害が生じた場合
  • 脅迫やストーカー行為など、身の安全に関わる事態が発生した場合
相談可能な専門機関
  • 情報処理推進機構(IPA)情報セキュリティ安心相談窓口
    情報セキュリティに関する技術的な助言や、インシデント対応に関するアドバイスを提供しています。
  • 国民生活センター・消費生活センター
    金銭トラブルや契約に関する問題について相談できます。

家族や友人・同僚への注意喚起と情報共有による二次被害防止

乗っ取られたアカウントから、あなたの知人や友人に不審なメッセージが送信されている可能性があります。

自身のアカウントが乗っ取られた可能性があること家族や友人・同僚へすみやかに伝え、不審な連絡に応じないよう注意を促すことで、なりすましによる詐欺などの二次被害を防止できます。

アカウント乗っ取りを未然に防ぐ予防策

日頃から適切な予防策を取り、アカウント乗っ取りのリスクを最小限に抑えることが重要です。

パスワード管理と認証強化のベストプラクティス

  • 推測が困難な強力なパスワードの生成と適切な管理
    • 十分な長さ:最低でも12文字以上、理想的には16文字以上を推奨します。
    • 複雑性:英大文字、英小文字、数字、記号を組み合わせます。
    • 独自性:個人情報(氏名、誕生日など)や辞書に載っている単語、容易に推測可能な文字列の使用は避けます。
    • サービスごとの固有性:すべてのオンラインサービスで異なるパスワードを設定します。パスワードを使いまわさないことが最も大切です。
  • パスワードマネージャーの活用
    多数の複雑なパスワードを安全かつ効率的に管理するために、信頼できるパスワード管理ツールやソフトウェアの導入を検討してください。
  • 二段階認証(多要素認証)の積極的な利用
    IDとパスワードによる知識情報に加え、SMSで送信されるワンタイムコード、認証アプリが生成するコード、セキュリティキー、生体認証(指紋、顔など)といった所有情報や生体情報を組み合わせることで、不正ログインのリスクを劇的に低減できます。対応しているサービスでは必ず設定しましょう。
  • 生体認証の活用
    スマートフォンやPCに搭載されている指紋認証や顔認証機能は、利便性を損なわずにセキュリティレベルを高める有効な手段です。

不審なメール・SMS・不正なリンクの識別と対処法

フィッシング詐欺を見抜くための大切なポイントは以下の通りです。

  • 送信元のメールアドレスやSMSの送信者表示が、正規のものと微妙に異なる、あるいは不自然
  • 不自然な日本語表現や文法的な誤り、誤字脱字が目立つ
  • 「緊急」「重要」「アカウントがロックされました」など、過度に不安を煽る件名や本文
  • 個人情報やクレジットカード情報、認証情報などの入力を直接的に要求する内容
  • リンク先のURLが、正規のドメインと異なる、または意図的に類似させた文字列(タイポスクワッティングなど)になっている

少しでも怪しいと思った場合は、メールやSMS内のリンクはクリックせず、公式ブックマークや信頼できる検索エンジン経由で公式サイトにアクセスし、情報を確認してください。

不確かな状況での個人情報や認証情報の入力は絶対に避けましょう。

迷惑メールの具体的な手口とその対策については、「迷惑メールは開くだけなら大丈夫?知っておくべき注意点と対策」の記事もご参照ください。

SNS・スマートフォン・メールの安全な利用習慣

普段なにげなく使用するSNSやスマホ、メールでも、安全に利用する習慣をつけることが大切。

以下のポイントをチェックしておきましょう。

  • OS・ソフトウェアの定期的なアップデートとセキュリティ設定の確認
    オペレーティングシステム(OSO)や各種ソフトウェア、アプリケーションは常に最新の状態に保ち、既知の脆弱性に対処します。

    定期的に各アカウントのプライバシー設定やセキュリティ関連の設定項目を見直し、不審な変更や意図しない共有設定がないか確認します。
  • 連携アプリケーションとアクセス許可の精査
    長期間利用していない、あるいは信頼性に欠けるアプリケーションとの連携は解除します。

    アプリケーションに付与しているアクセス許可(位置情報、連絡先、ストレージなど)が必要最小限であるか定期的に確認します。
  • 公衆Wi-Fi利用時のセキュリティ対策
    提供元が不明なWi-Fiアクセスポイントや、暗号化されていない(例:WPA2/3などのセキュリティプロトコルが使用されていない)Wi-Fiの利用は極力避けます。

    やむを得ず利用する場合は、VPN(Virtual Private Network)を使用して通信を暗号化する、機密性の高い情報の送受信や認証情報の入力を避けるなど、最大限の注意を払います。

    安全なWi-Fi利用法は、「知らないと後悔するフリーWi-Fiの危険性とリスク回避の対策」でくわしく解説しています。
  • 信頼できないソースからのアプリケーションインストール回避
    公式のアプリケーションストア(App Store、Google Playなど)以外からのアプリケーションのダウンロードは避け、インストール前に提供元の情報やレビュー、要求する権限などを慎重に確認します。

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アカウント乗っ取りについてよくある質問

アカウント乗っ取りに関して頻繁に寄せられる質問とその回答をまとめました。

アカウント乗っ取りを防止するために最も重要な対策は何ですか?

最も基本的かつ効果的な対策は、「全てのオンラインサービスで、それぞれ固有の、推測困難な複雑なパスワードを設定し、可能であれば必ず二段階認証(多要素認証)を有効にすること」です。

二段階認証を設定していてもアカウントが乗っ取られる可能性はありますか?

100%の安全を保証するものではありません。例えば、フィッシング詐欺によって認証コードごと詐取されたり、SIMスワップ詐欺によってSMS認証が突破されたりするケースも報告されています。

しかし、二段階認証は不正アクセスのリスクを大幅に低減する極めて有効な手段です。他のセキュリティ対策と組み合わせ、油断なく運用することが重要です。

電話番号やSMSが乗っ取られるとは具体的にどういうことですか?そのリスクは?

SIMスワップ詐欺などの手法により、正規の契約者になりすまして携帯電話事業者にSIMカードを不正に再発行させ、電話番号を乗っ取る行為を指します。

これにより、SMSで送信される二段階認証のコードなどが攻撃者の手に渡り、アカウントへの不正ログインを許してしまうリスクがあります。

また、乗っ取られた電話番号が他の犯罪行為に悪用される可能性も否定できません。

知人や家族がなりすまし被害に遭っている場合、どのように対処すべきですか?

まず、当該知人や家族本人に、SNS以外の確実な連絡手段(電話や直接対面など)で事実確認をおこなってください。

乗っ取りが確認された場合、そのアカウントからの不審なメッセージには応答せず、金銭の要求などには絶対に応じないよう周囲にも注意喚起し、本人には速やかなアカウント復旧手続きと関係者への通知を促してください。

複数のサービスで同じパスワードを使い回すことの具体的な危険性は何ですか?

ある1つのサービスで認証情報が漏洩した場合、攻撃者はその漏洩したIDとパスワードの組み合わせ(リスト)を用いて、他の多数のオンラインサービスでも不正ログインを試みます(パスワードリスト攻撃)。

同一のパスワードを複数のサービスで使い回していると、ひとつの漏洩が他のすべてのアカウントの侵害に繋がる「芋づる式」の被害に遭う危険性がかなり高くなります。

不審なログイン通知がありましたが、自身の操作の可能性も否定できません。どうすればよいですか?

まずは冷静に、ご自身の最近のオンラインアクティビティやログイン履歴を詳細に確認してください。

ログイン場所やデバイス、時刻などに明確な心当たりがない場合は、不正アクセスの可能性を考慮し、速やかにパスワードを変更し、二段階認証の設定を見直すなどの対策を取るべきです。

少しでも疑念がある場合は、予防的な措置を優先しましょう。

アカウントが乗っ取られたかもしれないが、明確な証拠がない場合はどうすべきですか?

明確な証拠がなくとも、ログインできない、身に覚えのないアクティビティが疑われるなど、通常と異なる状況を少しでも感知した場合は、予防的措置を取ることが重要です。

まずはパスワードの変更、ログイン履歴の確認をおこない、それでも不安が解消されない場合は、該当するサービスのサポート窓口に相談することをおすすめします。

まとめ:セキュリティ意識と対策で安全なデジタル環境を!

アカウント乗っ取りは、適切な知識と対策を取ることで、そのリスクを大幅に軽減することが可能です。

本記事で解説した基本的な対策はもちろんのこと、NordVPNのような信頼できるVPNサービスで日々の通信を保護し、NordPassのようなパスワードマネージャーで複雑なパスワード管理を徹底することは、現代のデジタル社会においてもっとも有効な防衛策です。

特に、NordVPNのプラスプラン以上を利用することで、NordPassの全機能も利用でき、リーズナブルかつ最高レベルのセキュリティ環境を構築できます。

サイバーセキュリティの脅威は常に進化しています。あなたのオンラインライフを、いまこそ鉄壁の守りで固めましょう。

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この記事を書いた人

Takeshi Hamayaのアバター Takeshi Hamaya BLST WEB代表

BLST WEB 代表 で、SEOコンサルタント。 Googleアナリティクス個人認定資格や Google 広告の測定認定資格を所有しており、サイト表示速度改善サービスを提供するなど、WordPress / アクセス解析を得意としている。

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