「会社でTeamViewerを使いたいけど、どのプランを買えばいい?」
「情報システムの担当から、セキュリティは大丈夫かと聞かれた」
会社でTeamViewerを導入する人向けに、TeamViewerの公式の案内(ナレッジベース・価格ページ)だけをもとに、プランの選び方と導入前に決めておくことをまとめます。
- 1人で使うなら Business
- 複数の担当者で使い、同時に操作するのが1人で足りるなら Premium
- 3人が同時に操作するなら Corporate。31人以上や大規模な管理は Tensor(見積もり)
- Windows Server や ChromeOS につなぐなら Premium 以上が必要
- 支払いは年額。クレジットカードのほか、国内の振り込みでも払える
人数と「同時に操作する人数」でプランを選ぶ
会社で選ぶときに見るのは、価格よりも先に「何人が使うか」と「そのうち何人が同時に操作するか」です。
TeamViewerの公式の説明を表にまとめました。
価格は「価格と申し込み」の節にあります。
| プラン | 使える人数 | 同時に操作 | 管理できる台数 |
|---|---|---|---|
| Business | 1人 | 1人 | 200台 |
| Premium | 15人 | 1人 | 300台 |
| Corporate | 30人 | 3人 | 500台 |
いちばん誤解されやすいのが Premium です。
15人まで登録できても、遠隔操作できるのはそのうち1人だけです(同時接続数1)。
サポート窓口のように、何人かが同時にお客さんの端末をつなぐ使い方なら、Corporate を選ぶか、同時接続(チャネル)を追加で契約します。
Corporate は同時接続が3つなので、3人が別々の端末を同時に操作できます。
1人で使う Business の条件
Business は1人用のライセンスで、2人以上で使う前提では作られていません。
つなぐ側の端末は3台まで固定で選び、つながれる側は200台まで管理できます。
つなぐ側の端末は、交換やフォーマットに備えて、年に9回まで入れ替えられます。
1人で3台までにつなぐだけなら、もっと安い Remote Access(月3,425円)で足ります。
出典:TeamViewer ナレッジベース「TeamViewerのプラン選びで失敗しないためのポイント」(最終変更 2025/08/14)、TeamViewer 価格とライセンスの概要
見落としやすい、追加で必要になるもの
| こういうとき | 必要なもの |
|---|---|
| Windows Server や ChromeOS の端末につなぐ | Premium か Corporate |
| スマホやタブレットにつなぐ | モバイル デバイス サポート(MDS)のアドオン |
| Premium で2人以上が同時に操作する、Corporate で4人以上が同時に操作する | 同時接続(チャネル)の追加 |
| 31人以上で使う、大規模に一括管理する | Tensor(営業に見積もりを依頼) |
チャネルの追加と Tensor は、価格ページにはなく、TeamViewerの営業への問い合わせになります。
Corporate では、MSI パッケージを使った一括展開(スクリプトでの配布)も使えます。
価格と申し込み
価格は2026年10月20日に公式サイトで確認したものです(毎朝自動で確認しています)。
| プラン | 月あたり | 年額 | 当サイト経由(月あたり) |
|---|---|---|---|
| Business | 6,000円 | 7万2,000円 | 5,400円 |
| Premium | 1万2,294円 | 14万7,528円 | 1万1,064円 |
| Corporate | 2万2,450円 | 26万9,400円 | 2万205円 |
当サイトのリンクから申し込むと、上の価格から10%引かれます。
Business・Premium・Corporate には、30日間の無料体験があります。
社内で試してから決めたい場合は、先に無料体験を申し込みます。
「会社でTeamViewerは禁止」と言われる理由と、導入前に決めておくこと
遠隔操作のソフトは、会社のパソコンの中を外から操作できる道具です。
社員が会社に断らずに入れると、どこから誰がつないでいるか分からない入口が増えるので、禁止している会社もあります。
サポート詐欺で、遠隔操作のソフトを入れさせる手口が使われることも、警戒される理由の一つです。
裏を返すと、会社として契約し、設定を決めて管理するなら、問題になりやすい点をつぶせます。
TeamViewerは、安全に使うための仕組みとして次のものを挙げています。
| 仕組み | 何を防ぐか |
|---|---|
| エンドツーエンドの暗号化(AES 256ビット) | 通信の途中で中身を見られる |
| 二段階認証 | パスワードを盗まれたときの不正なサインイン |
| 許可リスト(接続を許す相手の一覧) | 許可していない人からの接続 |
導入する前に、社内で次のことを決めておくと、担当者への説明がしやすくなります。
- 誰のアカウントで、どの端末に入れるか(無断で入れない)
- 二段階認証を全員に必須にする
- 許可リストで、つないでよい相手を会社のアカウントに限る
- 退職や異動のときに、アカウントとライセンスを外す担当を決める
Premium と Corporate では、管理コンソール(Management Console)でユーザーを管理できます。
出典:TeamViewer「Is TeamViewer a security risk?」、TeamViewer ナレッジベース「TeamViewerのプラン選びで失敗しないためのポイント」
契約から使い始めるまで
- 使う人数と、同時に操作する人数を数える(上の表でプランを決める)
- 30日間の無料体験で、社内の端末につながるか試す
- 年額で申し込む(支払いはクレジットカード・国内の振り込み・海外送金・PayPal)
- TeamViewerのアカウントにライセンスを紐づけ、Premium・Corporate は会社のプロファイルを作ってユーザーを追加する
- 二段階認証と許可リストを設定してから、社員に配る
TeamViewerは年間契約のサブスクリプションです。
買い切りの版はありません。
ダウンロードから接続までの手順と、Macやスマホにつなぐときの準備は「TeamViewer Remoteの使い方」で説明しています。
無料版のまま業務で使うと、商用利用と判定されて接続が制限されます。
くわしくは「TeamViewer無料版はどこまで使える?」で説明しています。
個人やひとりで使う場合のプランの比べ方は「TeamViewerの価格・料金プラン比較」にまとめています。
よくある質問
TeamViewerは振り込みで払えますか?
はい。
公式によると、クレジットカードのほか、国内の振り込み、海外送金、PayPalで払えます。
Premium なら15人が同時に使えますか?
いいえ。
15人まで登録してサインインはできますが、遠隔操作できるのは同時に1人です。
同時に操作する人が多いなら、Corporate(3人)にするか、同時接続を追加します。
31人以上で使う場合はどうすればいいですか?
Corporate の登録人数は30人までです。
それ以上は、TeamViewerの営業に相談するか、大企業向けの Tensor の見積もりを依頼します。
Windows Server にもつなげますか?
つなげますが、Windows Server や ChromeOS の端末にライセンスを付けるには、Premium か Corporate が必要です。
買い切りのライセンスはありますか?
ありません。
今は年間契約のサブスクリプションだけです。
試してから決められますか?
Business・Premium・Corporate には30日間の無料体験があります。
まとめ
会社でTeamViewerを選ぶときは、使う人数と、同時に操作する人数で決めます。
1人なら Business、同時に1人で足りるなら Premium、3人が同時に操作するなら Corporate です。
導入する前に、二段階認証と許可リストを決めておくと、社内の説明がしやすくなります。


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